つむぎ歯科クリニックTSUMUGI DENTAL CLINIC
医科歯科連携の取り組み

MEDICAL COOPERATION

口から、
全身を支える。

病院・在宅医療・介護施設と連携し、口腔から全身の健康を地域全体で支える取り組みです。
周術期管理、NSTチーム、施設訪問など、4つの軸で活動しています。

WHY COOPERATION

口腔の健康が、
全身の健康につながる

歯周病と糖尿病、誤嚥性肺炎と口腔ケア、咀嚼機能と認知機能——口腔と全身の関係は、数多くの研究で示されてきました。けれど実際には、歯科と医科の連携はまだ広く根付いていません。

当院では、地域の病院・診療所・介護施設と日常的に情報を共有し、患者さん一人ひとりを「口腔」と「全身」の両面から支える仕組みを作っています。連携先の医師・看護師・ケアマネージャーの皆さまと、毎日のように相談ができる関係を大切にしています。

お口の中には多くの細菌が生息しています。歯周病による炎症が続くと、その影響は歯ぐきの中にとどまらず、血糖のコントロールや血管の状態と関わることが報告されています。また、噛む・飲み込むというお口の働きが落ちると、食事の量や内容が変わり、栄養状態や体力にも影響が及ぶとされています。

入院や手術、がん治療、糖尿病の療養、介護が必要な生活——医療や介護の節目には、お口の状態が結果を左右する場面がしばしばあります。だからこそ、歯科が医科や介護の側と情報をやり取りしながら関わる意味があると、当院は考えています。

CLINICAL SCENES

医科歯科連携が
必要になる場面

実際に医科と歯科がやり取りをする、代表的な5つの場面をご紹介します。

SCENE 01

手術の前後
(周術期口腔機能管理)

全身麻酔の手術では、気管挿管の際にお口の細菌が肺に入り込むことがあります。手術前に歯石やプラークを取り除き、動揺している歯を確認しておくことで、術後の肺炎や感染のリスクを下げることにつながるとされています。

周術期口腔機能管理の詳細へ →

SCENE 02

がん治療中の
口腔ケア

抗がん剤治療や放射線治療の期間中は、口内炎や口の渇き、味覚の変化が起こりやすくなります。治療開始前からお口を整え、経過中も歯科が関わることで、副作用による負担をやわらげる支援が行えるとされています。

がん治療中の口腔ケアへ →

SCENE 03

糖尿病と
歯周病

糖尿病があると歯周病が進みやすく、逆に歯周病の炎症が血糖のコントロールに影響することが報告されています。内科の主治医と検査値や治療内容を共有しながら、歯周治療を進めていきます。

糖尿病と歯周病のコラムへ →

SCENE 04

誤嚥性肺炎の
予防

飲み込む力が落ちると、唾液や食べ物と一緒にお口の細菌が気管へ入りやすくなります。専門的な口腔ケアと嚥下機能への関わりが、誤嚥性肺炎の発症を抑えることにつながると報告されています。

口腔ケアと誤嚥性肺炎予防へ →

SCENE 05

骨吸収抑制薬と
顎骨壊死

骨粗鬆症やがんの骨転移に用いられる骨吸収抑制薬を服用中の方では、抜歯などをきっかけに顎の骨のトラブルが起こることがあるとされています。服薬状況を主治医と確認したうえで、処置の時期や方法を検討します。

骨吸収抑制薬と顎骨壊死のコラムへ →

PARTNERS

連携医療機関について

連携している医療機関・施設に関する情報は、連携機関のページにまとめています。

連携医療機関のページへ →
  1. 01

    周術期口腔機能管理

    全身麻酔の手術前後に、口腔内を清潔に保つことで、術後の肺炎・感染リスクを下げる管理です。病院からの依頼で、入院前の口腔清掃、抜歯、退院後のフォローまでを行います。手術後の在院日数の短縮にも寄与することが報告されています。

    周術期口腔機能管理の詳細へ → がん治療中の口腔ケアへ →

  2. 02

    全身疾患を持つ患者様への対応

    糖尿病、高血圧、心疾患、骨粗鬆症、抗血栓薬の服用——歯科治療と全身管理は切り離せません。主治医とのお薬手帳・診療情報提供書を通じた情報共有のもと、安全な歯科治療を計画します。

  3. 03

    NSTチーム活動

    NST(栄養サポートチーム)は、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・歯科衛生士などが連携して、患者さんの栄養状態をサポートするチームです。当院は地域の連携病院でNST活動に参加し、口腔機能と栄養の両面から支援しています。

  4. 04

    介護施設への訪問歯科

    特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホームなどを定期訪問し、入居者様の口腔ケア・治療を行います。施設スタッフ向けの口腔ケア研修も実施しています。 訪問歯科診療 →

具体的な連携先一覧は、訪問歯科診療ページの医科歯科連携セクションでご覧いただけます。

  1. 01

    お電話またはFAXでご一報

    まずはお電話またはFAXでご連絡ください。患者様のお名前、ご年齢、ご住所またはご入院先、依頼内容の概要をお知らせいただけますとその後のご案内がスムーズです。外来受診が難しい方の場合は、訪問診療での対応をご相談いただけます。

  2. 02

    診療情報提供書のご送付

    基礎疾患、服薬内容、全身状態、歯科処置にあたってのご留意点を診療情報提供書にてお知らせください。抗血栓薬・骨吸収抑制薬・免疫抑制剤の服用状況、糖尿病の血糖コントロール状態、手術や治療の予定時期などは、処置計画を立てるうえで特に参考になります。紹介依頼書の様式は、紹介依頼書のご案内ページからご確認いただけます。

    紹介依頼書のご案内へ →

  3. 03

    日程調整・初回診察

    外来受診の場合はご予約日を調整し、通院が難しい方にはご自宅・施設・病院へ伺います。初回はお口の状態の確認と、ご紹介の目的に沿った診査を行い、処置の方針をご説明します。

    病院への訪問歯科へ →

  4. 04

    結果のご報告と継続管理

    処置の内容と経過を、返書または報告書にてご紹介元へお返しします。継続的な口腔管理が必要な場合は、通院または訪問による定期的な管理へ移行し、状態の変化があればその都度ご報告します。

CARE TEAM

ケアマネジャー・
訪問看護師の皆さまと

在宅や施設での生活を支える皆さまとの連携も、医科歯科連携と同じくらい大切な柱です。

口の中の変化は、ご本人から言葉で伝えられないことがしばしばあります。食事に時間がかかるようになった、食べ残しが増えた、むせるようになった、入れ歯を使わなくなった——日々関わる皆さまが気づかれた小さな変化が、歯科の関わりを始めるきっかけになります。

ケアプランへの位置づけ、サービス担当者会議への参加、居宅療養管理指導としての関わり方など、制度面のご相談も承ります。訪問看護師の皆さまとは、口腔ケアの手順や、嚥下の状態に応じた食事の姿勢・食形態について情報を共有しています。

EXAMINATIONS

当院で対応できる
主な検査・処置

ご紹介にあたって、当院で実施できる主な検査・処置をご案内します。

歯科用CT(歯科用コーンビームCT)

顎の骨や歯根の状態、親知らずと神経の位置関係などを立体的に確認できます。埋伏歯の抜歯、インプラント、難治性の根の病変などの診断に用いています。 院内設備・機器 →

嚥下内視鏡検査(VE)

鼻から細い内視鏡を入れ、実際に飲み込む様子を観察する検査です。むせの原因や、安全に召し上がれる食形態・姿勢を検討する材料になります。ご自宅や施設での実施についてもご相談ください。 嚥下内視鏡検査(VE) →

口腔機能低下症の検査

口腔衛生状態、口腔乾燥、咬合力、舌口唇運動機能、舌圧、咀嚼機能、嚥下機能の7項目を測定し、お口の働きの低下を客観的に評価します。結果に応じて訓練や管理をご提案します。 口腔機能低下症の検査・管理 →

専門的口腔ケア・歯周治療

歯科衛生士による歯石除去、粘膜・舌のケア、義歯清掃、保湿管理を行います。全身状態や服薬内容をふまえ、負担の少ない方法と間隔を設定します。 訪問口腔ケア →

義歯の製作・調整、抜歯などの処置

入れ歯の新製・修理・調整、むし歯や歯周病の処置、抜歯に対応します。訪問先でも携帯用の機材を用いて、可能な範囲の処置を行います。 訪問歯科でできる治療内容 →

管理栄養士による栄養相談

体重減少や低栄養が気になる方について、お口の状態と食事内容を合わせて確認し、食形態や補助食品の使い方をご提案します。 管理栄養士の関わり →

※ 検査・処置の可否は、患者様の全身状態、お口の状態、訪問先の環境によって異なります。実施の可否や時期については、事前にご相談いただけますと幸いです。

CONTACT

まずは、お気軽にご相談ください

医療機関の皆さま、ケアマネージャー様からのご相談もお受けしています。

外来ダイヤル

049-298-4533

訪問ダイヤル

049-298-3203

平日・土日 10:00–18:00 / 祝日休診

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