VISIT AT HOSPITAL
入院先の病院に歯科がない、入れ歯が合わなくなって食事が進まない——そんなとき、主治医・病棟の許可を得た上で、歯科医師と歯科衛生士が病院のベッドサイドへ伺います。
病院への訪問歯科
入院中は治療そのものに専念する期間である一方、お口の中は変化しやすい時期でもあります。入れ歯が合わなくなった、歯が痛むのに外出できない、口の中が乾いて食事がつらそう——ご本人が言い出せないまま、我慢されているケースも少なくありません。
当院では、入院先の主治医・病棟の許可をいただいた上で、歯科医師と歯科衛生士が病院へ伺い、入れ歯の調整・修理や応急処置、専門的な口腔ケアを行っています。訪問の可否や実施の範囲は病院側のご判断によりますが、「入院中だから歯科はあきらめるしかない」と決めてしまう前に、まずはご相談ください。ご家族はもちろん、病院の地域連携室・看護師の方からのご相談もお受けしています。
01 — ORAL PROBLEMS
体調や体重の変化で入れ歯が合わなくなる、お薬や口呼吸の影響で口腔乾燥が進む、ご自身での歯みがきが難しくなり口腔衛生が悪化する——入院中のお口には、こうした変化が起こりやすいことが知られています。絶食期間を経て食事を再開する際に、お口の状態が整っていないと食べにくさにつながることもあります。
02 — WHAT WE CAN DO
入れ歯の調整・修理、痛みや腫れへの応急処置、歯科衛生士による専門的な口腔ケア、そして食事再開に向けた嚥下面の支援など、ベッドサイドで行える範囲の歯科診療に対応します。ポータブルの機器を持参するため、病室を離れずに受けていただけます。実施できる処置の内容は、ご本人の全身状態と病院側のご判断を踏まえて決定します。
03 — HOW TO START
まずはお電話でご相談ください。その後、入院先の主治医・病棟に訪問歯科の受け入れ可否をご確認いただき(当院から病院側へご説明することも可能です)、許可が得られましたら日程を調整して訪問いたします。訪問の可否は病院側のご判断によりますので、あらかじめご了承ください。
04 — COOPERATION
入院中の歯科診療は、全身状態・服薬内容・治療方針を踏まえて行う必要があります。当院は診療情報の共有を通じて医科主治医・病棟スタッフの方々と連携し、処置の内容や範囲をすり合わせた上で診療にあたります。訪問後は診療内容を病院側へご報告し、入院治療の妨げにならない形で歯科を担います。
05 — AFTER DISCHARGE
退院はゴールではなく、生活の再スタートです。退院後もご自宅や入所先の施設への訪問歯科診療へそのまま引き継ぎ、入院中に始めた治療や口腔ケアを切れ目なく継続できます。通院が可能になった方には、外来への移行もご案内します。ケアマネジャー様との連携もお任せください。
COST
病院への訪問歯科診療には、医療保険が適用されます。外来の初診料・再診料に代わる基本料として「歯科訪問診療料」が訪問ごとにかかり、1割負担の方で1回あたり約1,000円前後が目安です(訪問先や同一建物内で診療する人数などの区分により変わります)。これに、入れ歯の調整や処置など、その日の診療内容に応じた費用が加わります。
交通費・出張費はいただいておりません。おおよその自己負担額を事前に知りたい場合は、お電話の際にご相談ください。
※ 費用の詳しい内訳と負担割合ごとの目安は「訪問歯科の費用と保険」のページをご覧ください。
FOR WHOM
ご家族からのご相談が中心ですが、病院の地域連携室・病棟看護師の方からのお問い合わせもお受けしています。
※ 訪問の可否・実施範囲は、入院先の主治医・病棟のご判断によります。保険制度上、訪問できる範囲は当院から半径16km圏内です。
CONTACT
ご家族様、病院の地域連携室・看護師様、ケアマネジャー様、どなたからでもお問い合わせいただけます。主治医・病棟への確認の進め方からご案内します。