つむぎ歯科クリニックTSUMUGI DENTAL CLINIC
ご家族のための訪問歯科Q&A

FAMILY Q&A

ご家族からよくある10の質問に、
ひとつずつお答えします。

「親に訪問歯科を勧めたい」「認知症でも対応してもらえる?」「介護保険は使える?」——ご家族からのご相談が増えています。本記事では、よくいただく10のご質問をご家族の視点で整理しました。

なぜ、ご家族の代理検索が多いのか

「親のために調べる」
ご家族の声に応える10問。

当院の訪問歯科のお問い合わせは、ご本人ではなくご家族からのお電話が大半を占めます。「最近、食事中にむせるようになった」「入れ歯が合っていない様子だけれど本人は嫌がる」——日々のご様子を間近で見守るご家族だからこそ、口腔の異変に最初に気づかれます。

一方で、訪問歯科は制度・費用・対応範囲がわかりにくく、「どこから動けばよいのか」という戸惑いも多くいただきます。本記事では、よくいただくご質問を10項目に整理し、ご家族の判断材料となる情報をまとめました。

各項目は、上から順番に読まなくても結構です。気になるご質問だけを拾ってお読みいただけます。判断に迷われる場合は、訪問ダイヤルへお気軽にお電話ください。

COLUMN INDEX

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  1. Q 01 — HOW TO SUGGEST

    親に訪問歯科をどう勧めればいい?

    「歯科に行こう」と切り出すよりも、「最近食事の様子が気になる」「入れ歯が当たって痛そうに見える」など、日々の具体的な変化を共有することから始めるのがよいとされています。訪問歯科は通院の負担をなくし、自宅で受けられる安心感がある旨をお伝えいただくと、ご本人も受け入れやすい傾向があります。最初のご相談はご家族のみでも結構です。ご本人の状況を伺ったうえで、無理のない初回訪問日を一緒に決めていきます。

  2. Q 02 — DEMENTIA

    認知症のある親でも対応してもらえる?

    認知症のある方への訪問歯科は、当院で日常的にご対応しています。初回訪問では、ご本人が落ち着いて過ごせる時間帯・場所を伺い、無理なく診察を進めます。慣れない人や器具に強い反応が出る場合は、複数回に分けて少しずつ慣れていただく方法を取ることもあります。ご家族からの「いつもの様子」「苦手なこと」の情報共有が、診療の質に直結します。お薬手帳・主治医情報と合わせて、認知症の進行度や対応の工夫を遠慮なくお伝えください。

  3. Q 03 — INSURANCE

    介護保険・医療保険は使える?

    訪問歯科では、治療内容によって医療保険と介護保険を使い分けます。虫歯治療・抜歯・入れ歯製作は医療保険、定期的な口腔ケア・指導は介護保険(居宅療養管理指導)の対象とされています。両保険の請求は当院で行いますので、ご家族で書類を作成いただく必要はありません。要介護認定を受けていない方も医療保険で訪問歯科をご利用いただけます。費用の目安や保険の使い分けについては「訪問歯科のご利用までの流れ」コラムでも詳しくご案内しています。

  4. Q 04 — FAMILY PRESENCE

    家族の同席は必要?

    初回訪問は、できるだけご家族のご同席をお願いしています。ご本人の生活状況・食事や口腔の習慣・お困りごとを伺い、治療方針をご家族と共有するためです。2回目以降は、ご本人の状態が安定していれば、施設職員やヘルパーの方の立ち会いだけで結構なことも多いです。お仕事の都合でご同席が難しい場合は、お電話やオンラインでの方針確認も可能です。事前にお伝えいただければ柔軟に対応いたします。

  5. Q 05 — REMOTE FAMILY

    家族が遠方に住んでいる場合、代理で相談できる?

    遠方にお住まいのご家族からの代理ご相談も、多くいただいています。お電話でのご相談、メールでの治療方針の共有、定期的な経過報告など、距離があっても情報をお届けする工夫を整えています。ご相談時に、ご家族の連絡先(電話・メール)と、地元で支援されるケアマネジャー・施設職員の連絡先を伺います。ご本人のご様子は、訪問の都度ご家族にご報告し、判断が必要な事項は事前にご相談のうえで進めます。

  6. Q 06 — SWALLOWING

    嚥下障害はあるが食事は摂れている、それでも相談していい?

    むしろ早めのご相談をお勧めします。食事が摂れているうちでも、「むせる頻度が増えた」「食事時間が長くなった」「体重が少しずつ減っている」などは、嚥下機能の低下のサインとされています。早期に口腔機能の評価・口腔リハビリを始めることで、機能の維持や誤嚥性肺炎の予防につながると報告されています。当院では、嚥下外来との連携や、管理栄養士による食形態のご提案にも対応しています。お気軽にご相談ください。

  7. Q 07 — DENTURES

    入れ歯が合っていない様子だが本人は嫌がる、どうすれば?

    「噛むと痛む」「入れ歯を外したがる」「食事量が減った」——これらは入れ歯の不適合のサインとされています。一方でご本人は、過去の歯科治療の負担感や、知らない人を家に入れることへの抵抗から、ご相談をためらわれることがあります。当院では、初回はお口を見せていただくだけ・治療は次回以降、というご提案も可能です。無理に治療を進めることはありません。まずはご家族からのご相談だけでも結構です。

  8. Q 08 — TRANSPORTATION

    通院できる段階だが車での送迎が不安、どうすれば?

    「歩行はできるが長距離は不安」「ご家族の送迎が難しい」という方には、当院の無料送迎サービスをご利用いただけます。坂戸市・鶴ヶ島市を中心にお迎えに伺い、診療後はご自宅までお送りします。通院の負担を理由に治療を諦めかけている方は、まず送迎のご利用をご検討ください。訪問歯科への切り替えは、通院がさらに難しくなったタイミングで判断いただけます。詳細は 無料送迎のご案内 をご覧ください。

  9. Q 09 — NO CARE MANAGER

    ケアマネジャーがいない、まず誰に相談すれば?

    要介護認定を受けていない方や、ケアマネジャーが決まっていない方も、訪問歯科は直接ご相談いただけます。当院の訪問ダイヤル(049-298-3203)にお電話ください。ご相談内容によっては、地域包括支援センターのご案内や、要介護認定の申請手順についてもお伝えできます。介護保険の利用をご検討の場合は、お住まいの市町村の地域包括支援センターが最初の相談窓口になります。坂戸市・鶴ヶ島市の窓口情報も、ご相談時にご案内可能です。

  10. Q 10 — COST PLANNING

    費用の見通しはどう立てる?

    医療保険1割負担の方で、訪問1回あたり1,500〜3,000円が目安(訪問ごとの基本料「歯科訪問診療料」約1,000円前後を含みます)。口腔ケア中心の月であれば350〜500円程度になることもあるとされています。月の自己負担には高額療養費の上限があり、所得に応じた限度額認定証をお持ちの方はさらに負担が軽減されます。初回訪問時にお口の状態を診察したうえで、今後数ヶ月の治療計画と費用の見積もりを文書でお渡しします。ご家族が費用感を把握したうえで判断いただけるよう、見通しを明確にお伝えします。

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監修者

つむぎ歯科クリニック 院長 桐生賢太

DIRECTOR

桐生 賢太

つむぎ歯科クリニック 院長

明海大学歯学部卒業。一般歯科診療に加え、訪問歯科診療・高齢者歯科に注力。坂戸市・鶴ヶ島市を中心に、ご自宅・施設での口腔ケアと治療を通じ、通院困難な方々の生活の質向上に取り組んでいる。多職種連携を重視し、ケアマネジャー・主治医・ご家族との情報共有を大切にしている。

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DISCLAIMER

本記事は、訪問歯科・口腔ケアに関する一般的な情報を提供することを目的としています。記載内容は2026年6月時点の情報に基づいており、制度・費用・保険適用は今後変更される可能性があります。実際の診療内容・費用・対応については、患者様お一人おひとりの状態により異なります。診療方針の判断は、必ず歯科医師の診察を経たうえで行ってください。本記事の情報により生じた結果について、当院は責任を負いかねますことをご了承ください。

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