ORAL HABITS
「いつまで続くのだろう」「歯並びに影響しないか」——お子様の指しゃぶりや口呼吸が気になる保護者の方へ。原因と当院のMFT(口腔筋機能療法)をご案内します。
放置のリスク
指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖(舌突出癖)——これらは「口腔習癖(こうくうしゅうへき)」と呼ばれ、長く続くと歯並びや顎の発達、顔つきにまで影響します。さらに口呼吸は、むし歯・歯肉炎・口臭・睡眠の質低下・風邪のひきやすさにもつながる重要な習慣です。
これらの癖は、「叱る」よりも「正しい使い方を覚える」アプローチが効果的。当院では MFT(口腔筋機能療法)で、楽しみながら口腔機能を整えるサポートをしています。
01 — TONGUE
本来、舌は上顎の天井(スポット)に軽く触れているのが正常な位置。低位舌だと口が開きやすく、口呼吸の習慣が定着します。上顎の成長が促されず、歯列が狭くなります。
02 — NASAL
慢性的な鼻炎、アレルギー性鼻炎、アデノイド肥大などで鼻呼吸ができない場合、無意識に口呼吸が習慣化します。耳鼻科との連携が必要なケースもあります。
03 — MUSCLE
口を閉じる筋肉(口輪筋)や舌の筋肉が弱いと、口が常に開いた状態に。柔らかい食事ばかりだと、噛む力・飲み込む力が育たず、習癖が定着します。
04 — EMOTION
指しゃぶりは乳幼児にとって安心を得るための行動。3歳ごろまでは自然な行為ですが、4歳以降も続く場合は歯並びへの影響が出てくるため、優しいアプローチが必要になります。
SELF CHECK
気がつくと口がポカンと開いている
寝ているときに口が開き、いびきをかく
食事の際にクチャクチャ音を立てる
4歳を過ぎても指しゃぶりが続いている
サ行・タ行の発音が舌足らずになる
前歯が噛み合わない(開咬)・出っ歯になりつつある
朝起きたときに口やのどが乾いている
2つ以上当てはまる場合、MFTのご相談をおすすめします。
STEP 01
保護者の方からお子様の様子・気になる癖をお伺いします。鼻づまりなど耳鼻科的な要因がある場合は連携医院もご紹介します。
STEP 02
舌の位置、口唇の閉鎖力、飲み込み方、咀嚼の様子などを多角的に評価。動画や口腔内写真でわかりやすく現状をご説明します。
STEP 03
お子様の年齢・状態に合わせたオリジナルプログラムを作成。1日5〜10分、ご家庭で楽しく続けられる内容です。
STEP 04
専属のトレーナー(歯科衛生士)が、月1回のレッスンで進捗を確認。少しずつステップアップしていくことで、達成感を持って続けられます。
STEP 05
正しい舌の位置・呼吸が無意識にできるようになれば卒業です。多くのお子様は半年〜1年で目に見える変化が現れます。
FAQ
3歳までは無理に止める必要はありません。4歳を過ぎても続く場合は、歯並びへの影響が出始めるため、優しい働きかけを始めましょう。
理解力が必要なため、4〜5歳ごろから可能です。小学校低学年がもっとも効果が出やすい時期ですが、大人の方でも改善は十分期待できます。
はい、可能です。鼻づまりなどの根本要因がない場合、MFT と意識づけで改善できます。睡眠時無呼吸の予防にもつながる重要な習慣改善です。
癖の原因にアプローチせず矯正しても、後戻りしてしまうケースが多くあります。MFT と併用することで、長期的に安定した噛み合わせが得られます。
1日5〜10分が目安。短時間でも継続することで効果が現れます。お子様が楽しめるよう、ゲーム感覚のトレーニングをご提案します。
CONTACT
指しゃぶり・口呼吸のご相談、MFTのご質問まで、丁寧にお応えします。